ガスVS電気!コンロはどっちが良い??

ガスコンロか、IHコンロにするかは、とても悩むところです。
とはいえ、自分の価値観と性能を照らし合わすと、決めるのは簡単。
まずは安全性・調理性・経済性を比較しましょう。
自分に合ったコンロはどちらでしょうか?
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目次
安全性の観点
安全性で気になるのは、火災の危険、身体への危険です。
ガスコンロのように火を使う場合、使用方法を間違えれば簡単に火事を引き起こします。
対策として、日本ガス協会は全てのバーナーにセンサー設置を義務。
そのセンサー付コンロをSIセンサーコンロといいます。
火災の危険
SIセンサーコンロは、こんな機能があります。
- 調理油加熱防止装置
- 立ち消え安全装置
- コンロ消し忘れ消化機能(グリル含む)
- 早切れ防止機能
このように、今のガスコンロは
使用方法の間違いがあっても火災が起こりにくくなっています。
注意しないといけないのは、十分な換気をすることです。
酸素がないときに燃焼が起こると不完全燃焼し、一酸化炭素を発生します。
一酸化炭素は、無味無臭のため発生に気付きにくいですが、
吸い続けると一酸化炭素中毒になってしまいます。
IHコンロは、磁力に対して金属の鍋が抵抗し熱を持つ仕組みです。
火を使わない、空気を汚さないで料理できる・・
というと、安全性の高い調理機器というイメージがありますよね。
とはいえ、IHコンロでも火事の危険はあります。
調理油は、性質上約370度を超えると火がなくても自然発火します。
ですので、調理の際は油の温度の上がりすぎに注意しなくてはいけません。
電磁波の問題
もう一つ気になるのが、電磁波の問題です。
電磁波には2つ種類があります。
- 周波数の強い電離放射線
- 周波数の弱い非電離放射線
電離放射線は身体に強い影響を与え、
がんの発生や遺伝障害を引き起こす可能性もあります。
IHコンロは非電離放射線に分類されます。
現時点では、「身体に与える影響を強く心配する必要はない」と言われています。
しかし、ペースメーカーを使用している方は注意してください。
ペースメーカーへの影響も考えらるので、専門の病院に相談が必要です。
電磁波、化学、物理の研究は全て解明されているわけではありません。
自分自身で正しい知識を学んで、判断していく必要があります。
※嘘の情報は、すごく沢山あるので注意してください!
調理性の観点
ガスコンロとIHコンロの違いは、
- ガスコンロ=火をつかう
- IHコンロ=熱をつかう
この違いは調理性に向き、不向きが存在します。
鍋底を直火で温めるガスコンロは、炒め物をする際に素早く調理ができます。
でも、鍋を火から浮かしているので、熱エネルギーの無駄が多いです。
IHコンロと違い夏でも熱い中調理をしなくてはいけません。
IHコンロの場合は、鍋自身が熱を持つので無駄が少なく、効率良く熱を与えれます。
お湯を沸かす、煮込むといった、鍋全体の温度を一定に温めることに向いています。
経済性の観点
どっちのほうがお得なのか??
コスト(費用)には2種類あります。
- イニシャルコスト(初期費用)
- ランニングコスト(運転費用)
初期費用は、商品代と工事代金があります。
今使用しているコンロの熱源を変えると工事代金は高くなります。
- ガスから電気にする場合=電気配線をもってくる費用
- 電気からガスにする場合=ガス配管をもってくる費用
両方とも家の状況により工事代金は大きく違います
ですので、リフォーム専門家の下見が必要です。
運転費用は、経済事情が大きく関係しますよね。
ガスコンロの熱源であるガスは、多くが海外から輸入しています。
オイルショックなどの石油高騰のように価格は安定してません。
電気は日本で作ってますが、原子力発電所の問題は落ち着いていません。
安全かつ安定した発電に試行錯誤している状況です。
どちらにしても、将来的にどうなるかわかりません。
電力自由化も進んでますし、最新の情報には注意しておきましょう!
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