中古物件リノベーションは逆算思考、失敗する人が多い理由

- 家が欲しいけど、新築は予算的に厳しい
- なんか良い中古物件がないかな
こんな流れで、中古物件リノベーションを考える人が多いです。
キッカケはこの流れで良いですが、頭の中の思考は変えないといけません。
この流れのままだと、中古物件リノベは確実に失敗します。
では、なぜ失敗する人が多いのか。
結論をいうと、完成形をイメージできてないからです。
それでは、具体的にお話しをしていきます。
目次
中古物件リノベーション失敗の流れ
失敗する流れは、こんなパターンです。
- 不動産に物件を探しに行く
- 自分の感覚だけで良さげな物件を見つける
- リフォームの概算価格を不動産業者に聞く
- 予算内なので物件を購入する
- リフォーム業者に見積もりをする
- 想像以上に高い見積もりがでる
- 内容を妥協しながらリフォーム
という流れです。
内容を妥協すると後悔するのは当然ですよね。
ずっと住み続ける家だからこそ、妥協は最低限で抑えるべきです。
この流れでダメな点が2つあります。
リフォーム業者への相談が遅い
同時並行で、リフォーム業者に相談するだけでも失敗は減ります。
というのも、不動産業者に金額を聞いても信用できません。
なぜなら、不動産業者には責任が一切ないからです。
不動産業者からすれば、早く物件を買ってもらうのが目的です。
なので概算金額を聞かれても、安い価格を答えるのは当然ですよね。
80㎡のマンションであれば、300万あれば全体を綺麗にできます。
ですが、300万は最低限の価格です。
少なくとも500万ぐらいないと、住みたい家には中々なりません。
「300万ぐらいあれば、ある程度は綺麗になりますよ。」と言われたら、
なぜか多くの人は300万あれば良いんだ、とポジティブに受け取ります。
なので、良さそうな物件を見つけても意識してシビアに行動しないといけません。
どれだけ面倒でも、物件購入前にリフォーム業者に見てもらってください。
少しの手間を掛けるだけで、購入後に予算面で失敗する確率は下がります。
完成形をイメージできていない
最初のキッカケは、ただ自分の家が欲しいで大丈夫です。
ですが、実際に買うなら「完成形のイメージ」ができないといけません。
それは、家の見た目だけの話ではないです。
あなたが家を買う目的はなんでしょう。
- 賃貸に住むよりお得に住みたいから
- 雑誌のような家に憧れてるから
- 家族で楽しく暮らしたいから
こんな風に最初は抽象的な目的でも構いません。
これをさらに深く、できるだけ深く掘り下げていきます。
すると、都会に住むのでなく田舎に引っ越そうと思うかもしれません。
もしかしたら、別に家はいらないか、という結論もあるでしょう。
大事なのは、「目的の軸をしっかりと明確にすることです。
でないと、ただ安いだけの物件、見た目だけ良い物件に手を出してしまいますよ。
何度でも言いますが、業者からすると物件を売るのが目的です。
目的と予算が明確であれば、失敗する可能性は低い
目的と予算、どちらかが欠けると基本失敗します。
逆にいうと、両方が明確であれば、失敗する可能性は低くなります。
あなたがまずできることは、目的を明確にすることです。
自問自答を繰り返したり、家族会議をして皆の意見を聞くことです。
目的が明確になれば、予算に合ったリフォーム、物件を買うだけですよね。
では、予算に合ったリフォーム、物件を買うにはどうしたら良いか。
結論をいうと、宅建業をもったリフォーム業者に相談することです。
最初に話したように、リフォームの責任がない不動産屋に相談しても意味ないです。
不動産に無知なリフォーム屋に相談しても同じことですよね。
宅建業があり、リフォームもしている業者は昔に比べると多いです。
インターネットで調べると、すぐに検索で見つかります。
とはいえ、質の悪い業者も中には存在するので注意が必要です。
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