勉強部屋と寝室を分けるには?【日常生活は無意識の96%で決まる】

こんにちは、永山です。
リフォーム業歴は12年で、これまで800件以上の現場を経験してきました。
これからお話しするのは「子供の勉強部屋」について。
- 部屋をのぞくと、勉強せずにベッドで寝ている
- 勉強に集中できる環境をつくってあげたい
子供が勉強に集中できるかは、環境次第ですよね。
テレビがあればアニメを観たくなるし、ベッドが横にあれば眠くなります。
なので「勉強部屋と寝室を分けたい」と考える親御さんは多いです。
ここでは3パターンのレイアウトをイメージ付きで紹介しています。
どのレイアウトが良いかは、家の間取りやお子さんの性格によって違います。
なので、勉強部屋をつくる一つの参考としてお話しをしていきますね。
目次
【念のため再確認】集中できる環境の重要性
このページをみてるなら、「環境の重要性」は理解されてると思います。
たとえ家庭教師をつけようが、塾に通わせようが小手先のテクニックでは継続ができません。勉強は短距離走でなく、習慣にして少しづつ知識として蓄積されるものです。
そして習慣にできるかは、は「4%の意識と96%の無意識」に左右されます。
例えば、こんな感じですね。
- 4%の意識:一時的な勉強のやる気
- 96%の無意識:ソファでゴロゴロと漫画読んでゲームしてたい
なので普段からゲームや漫画のある生活に染まってたら、どれだけヤル気をだしても一瞬でもとに戻ります。(例えばダイエットをして痩せても、数か月後にはリバウンドするようなもの)
この無意識を、いかに「勉強して当たり前」という認識にできるかが大切。
そのために、集中できる勉強部屋をつくる、というのは重要な要素の一つです。
勉強部屋と寝室を分けるレイアウトパターン
では、勉強部屋のレイアウトをみていきましょう。
ここでは、3つのパターンでレイアウトを作成しました。
- アコーディオンカーテンで仕切る
- 部屋ごとに目的を決める
- リビングにワークスペースをつくる
という感じです。
それでは、順番にお話ししていきます。
アコーディオンカーテンで仕切る
Before
まずは6畳の子供部屋の場合でお話しをします。
6畳ぐらいのサイズであれば、アコーディオンカーテンで仕切るのもアリです。
上からの間取りでみるとこんな感じです。
After
ちょうど中央ぐらいにアコーディオンカーテンをつけてみます。
ご覧のようにベッドは視界に入らなくなりますね。
簡単に隠しただけですが、ベッドにダイブするハードルが一つ上がります。
アコーディオンカーテンは商品によって、片方の壁に収納できたり、両開きで使うこともできます。
上からのイメージだと、こんな感じです。
4畳半だとかなり圧迫感を感じますが、6畳だと良い感じで仕切ることができますね。
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部屋ごとに目的を決める
Before
次は、4畳半の子供部屋を想定してお話しします。
兄弟や姉妹がいる場合だと、子供部屋が4畳半の場合は多いですよね。
こちらがお兄ちゃんの部屋。
こちらが妹の部屋、というイメージですね。
上からの間取りで見ると、子供部屋を隣同士で配置しています。
After
それぞれの子供部屋だったのが、寝室と子供部屋、目的に合わせてゾーニング分けしました。
こちらは勉強部屋で、兄弟並んで勉強するイメージです。
寝るときはもう一つの部屋を使います。
正直いって、このレイアウトは兄弟の関係性で向き不向きがあります。
仲の良い兄弟なら良いですが、ケンカが絶えない状態なら勉強どころではありません。
ですが勉強する環境としては、他人の監視が入るので意外と集中しやすいです。
一人だけで黙々と勉強できる子は、あまりいませんからね。
横で頑張ってる妹がいれば、お兄ちゃんは頑張らずにはいられません。
(少なくとも寝てるようだと、あとで親にチクられて怒られますよね)
リビングにワークスペースをつくる
Before
最後はリビングの一角で勉強する、という提案です。
リビングの一角にある和室を、勉強部屋として使います。
もちろん和室のまま使ってもよいですが、専用の勉強部屋にしても良いですね。
After
あえて、間仕切り壁で仕切らずにリビングと一体化させました。
勉強部屋として使えるし、書斎やパソコンスペースとしても使えますね。
東大生の中には、勉強部屋なんてなくてリビングで勉強してた、という子もいます。
少し騒音がするカフェや図書館のほうが勉強できる人もいますよね。
リビングなら必然的に人が集まるので、逆に集中できる場合もありますよ。
まとめ
今回説明したレイアウトは、
- アコーディオンカーテンで仕切る
- 部屋ごとに目的を決める
- リビングにワークスペースをつくる
の3パターンでした。
家の間取りに合わせて、どんなレイアウトにするかを決めましょう。
勉強に集中できるかどうかは、家の環境に大きく左右されます。
場合によってはリフォームで間取りを変えるのも、一つの手段ですね。
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