ドレープカーテンの種類、費用はどれくらい?

こんにちは、永山です。
リフォーム業歴は12年で、これまで800件以上の現場を経験してきました。
これからお話しするのは、
- ドレープって外から見えないようにするため?
- なんでドレープカーテンって種類がこんなにあるの?
といった「ドレープカーテンの種類、費用」についてです。
まず前提として、お店によって見積もり金額は違うのだけ覚えておいてください。
商品の仕入れ値や人件費、会社の利益率も変わるので当然といえば当然です。
ですが僕自身リフォーム経営、営業経験の中で商社やメーカー、業界内の知り合いも多いので、ここでの話は実際それほど誤差はないと思います。
それでは、具体的にお話しをしていきます。
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目次
ドレープカーテンの目的は?
実は、ドレープカーテンをつける目的は人それぞれです。
例えば「朝日で目覚めたい」という理由で、寝室はレースのみの人もいます。
これも個人の考え方や、家の環境に左右されますよね。
では、あなたがカーテンをつける「目的」はなんですか?
- 外からの光を遮るため
- 部屋の中を見られないため
- 冷暖房の効きがよくなるから
- 家の中の音漏れを少しでも減らしたいから
- 単純にオシャレな部屋にしたいから
といった感じですかね。
目的を明確にしたら、あとは逆算してカーテンを選ぶだけです。
ドレープカーテンの機能
ドレープカーテンの主な機能はこの4つです。
- 遮光カーテン:光の移動を遮断してくれる
- 断熱カーテン:熱の移動を遮断してくれる
- 防音カーテン:音の移動を遮断してくれる
- 防炎カーテン:火事でも延焼しにくい
いうなら、「バリアー」みたいなモノです。
足りない機能をレースカーテンで補完し合うイメージで選びましょう。
あとは、オシャレにしたいなら「デザインも気にしましょうね」という感じ。
より細かく分類すれば、素材の種類もあります。
例えば、「ポリエステル、アクリル、レーヨン」とか。
選ぶのに余裕があれば比較しても良いですね。
ドレープカーテンのスタイル
ドレープカーテンの見た目で注目して欲しいのが、
- ヒダ山の数
- 装飾
この2つです。
ヒダ山というのは、生地のナミナミ具合いのことです。
言葉では説明しにくいので、イメージで見ていきましょう。
プリーツカーテン
まずこちらが、1.5倍ヒダのドレープ。
次の2倍ヒダと比べたら、ゆるやかな感じに見えますよね。
(ちなみにヒダのないカーテンをフラットカーテンといいます)
色が違うのでわかりにくいかもしれませんが、
一般的にはヒダ山の数が増えるほど、高級感が増します。
ですが、単純に生地の長さが増えるので金額も高くなりますけどね。
(あと見た目もこだわるなら、形態安定加工は必須ですよ)
他にも注目して欲しいのが、カーテンを吊ってる位置ですね。
窓上から吊るのと、天井から吊るのでも印象が大きく変わります。
カーテンレールを装飾レールにしても、雰囲気が変わりますよね。
色んな要素の組み合わせで、デザインが決めるのでバランスを意識しましょう。
バランスカーテン
これは、バランスカーテンです。
カーテンの上部についてる装飾が「カーテンバランス」です。
フラットな見た目なので、ストレートバランスとも言いますね。
何もついてない普通のカーテンより、豪華さを演出してくれます。
カーテンバランスにヒダがついてたり、ギャザー付きもありますよ。
緑色のカーテンになると、こんな感じですね。
当然ですが、カーテンのスタイルよりか「色が与える印象」が一番大きいです。
カーテンボックス
最後に紹介するのが、カーテンボックスです。
カーテンボックスは見た目も変わりますし、単純に付加価値も大きいです。
- 光漏れを防ぐ
- 冷暖房の効きが良くなる
といった機能面でも効果があるのでお薦めですよ。
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ドレープカーテンの費用
ホームセンター品 | 大手メーカー品 | |
---|---|---|
腰窓(中) | 3,000円~5,000円 | 10,000円~30,000円 | 掃き出し窓(大) | 5,000円~10,000円 | 20,000円~60,000円 |
ドレープカーテンの費用は、こんな感じです。
かなりざっくりと分けましたが、大枠のイメージはつかめるかと思います。
やっぱり、大手メーカーの商品は値段が高いです。
ブランドとしての価値もありますが、単純にデザインが豊富です。
「ホームセンターで気に入った物がなければ、メーカーで探す」のがお薦めです。

まとめ
最後にまとめると、
- ドレープカーテンは目的から逆算して選ぶ
- 予算重視なら、ホームセンター品が安い
- デザイン重視なら、メーカー品だと種類が多いのでお薦め
という感じです。
単純に機能面だけ考えると、ホームセンター品でも十分なんですけどね。
面積が広い分、オシャレな部屋にするならカーテン選びは重要です。
レースカーテンとの組み合わせを考えて選びましょう。
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