リフォーム業者の選び方
  • リフォームしたいけど、どの業者に頼めばよいのか?
  • チラシはよく入ってるけど、評判はどうなのか?

リフォームはそう何度も経験しないので、業者選びは誰もが難しく感じます。
なので、はじめてリフォームする人なら余計に比較方法もわかりません。

ここでは、リフォーム業者の選び方を説明していきます。
ありきたりな話をしても仕方ないので、注意点も交えてお話しします。




リフォーム業者の数は、7万以上ある

業者の形はそれぞれですが、全部合算すると7万社以上の業者がいます。
大手企業はもちろん、工務店、家電屋も参入していますね。

自分が住んでるエリアだけを考えても、かなりの業者数だとわかります。
では違いは何か、というと基本はどの業者も同じです。
特殊な工事を除くと、似たような工事をどこもしています。

これは、チラシを見比べたらわかりますよね。
金額が似たような得値で、ピザ屋のメニュー表みたいなチラシです。
簡単な工事であれば、基本的には価格競争の状態。

なので単純な工事を依頼するなら、そこまで深く考える必要がありません。
もちろん、安くするなら、相見積もりして交渉する必要がありますけどね。

難しいのが、間取り変更などがある大規模の工事。
金額が200万以上であれば業者選定はよりシビアに考えるべきですね。
というのも、業者によって提案力や金額が全然違うからです。

500万円ほどの工事なら100万円の金額差がでても変ではありません。
単純に提案してもらっても、全く違うプランが出来上がります。
これは担当者によってスキルや知識が違うから当然なんですけどね。

重要なのが、まずどの業者に見積もりをしてもらうか、です。
単純に相性が良くない業者に、何社も見積もりしても時間の無駄。

見積もりやプランを比較するのは論理的に考えれば難しくありません。
「プラン内容が合うか、金額が合うか」が最終的に全てだからです。
(業者の腕も気になりますが、判断材料がないから信用するしかありません)

ですが最初の段階で失敗すると、満足できる比較材料が揃いません。
なので大事なのが、工事内容とマッチした業者に依頼する、ということですね。

業者の属性を見極める

業者の種類を大きく分けると、

  • 大規模メインの業者
  • 中規模~小規模メインの業者

に分かれます。

大手、中小企業、工務店、個人業者といますが、
基本はどちらかに偏って事業を展開しています。

なので、どうしても得意な工事、苦手な工事がでます。
普通に考えて、単純な壁紙張り替えやトイレ交換をしてる業者に間取り変更の工事を依頼しても、まず良い提案なんてでません。

逆に、大規模工事で忙しくしてる業者が、低単価のリフォームを必要以上に安くしてくれることもないですよね。(値段交渉しても難しいですよ)業者都合でみると、苦手な内容を見積もり依頼しても意味ないとわかります。

当たり前の話に聞こえますが、いざ自分ごとになると上手くいきません。
というのも、おもむろに大規模工事が苦手、なんて宣言してませんからね。
大手企業も小さい工事は断ります、なんて高飛車なことは当然いいませんよね。

本音とは裏腹に、表面上をよそわないと対外的に良くないわけです。
では、どう見極めれば良いのか、というと第三者機関を利用します。

相性の合う業者を紹介してもらう

第三者機関といっても、普通のよくある会社紹介サイトです。
客観的な視点で、相性の合う業者を紹介してもらいます。
最近だとリフォームする人の大半が利用していますね。

第三者機関のメリットは、低品質な業者を排除するフィルターがかかってること。
そして、こちらの希望をくみ取ったうえで、条件に合う業者を選定してくれること。
この2点が、第三者機関である会社紹介サイトの大きなメリットです。

ですが、会社紹介サイトはリフォームに限定しても80社以上あります。
当然ですが、中には低品質なサイトも多く含まれています。

具体的にいうと、業者のフィルターがなく、どんな業者でも登録されている。
地域があえば自動で紹介される、という付加価値が何もない状態です。
質の低いサイトを利用すると、まず良い業者には出会えません。

もっと言えば、良い業者に出会えたとしても、
良い業者の定義がわかっていなければ認識さえできませんよね。
そして予算が合わなければ依頼もできないので、多少の駆け引きが重要です。

【参考】予算を抑える、安くリフォームする3つの方法