ヒロミリフォーム、離島の無料塾をハリーポッター風に!

DIY道具

年末の有吉ゼミSPで、ヒロミリフォームが始動します!
ハワイの別荘が今年ラストだと思ってたので、嬉しいですねー!

テーマは「離島の無料塾をハリーポッター風に」。
伊豆大島で50年経営していた靴屋さんを無料塾にして3年。
八王子リフォームの手で新しく生まれ変わることになります。

現在の問題点は、

  1. 車で毎回運ぶテーブルとイス
  2. 天井が高く照明が暗い
  3. 模造紙が黒板替わり

という感じです。
まずは、靴屋のときに使ってたショーケースを解体していきます。

ヒロミリフォーム、道具&工具まとめ【保存版】

スポンサードリンク

ショーケースを解体

解体

解体はあっという間に終わる感じがしますが、そう簡単ではありません。
木地部分は、バールやハンマーで一発ですが、
ショーケースの土台であるブロックやセメント部分は大変です。

電動ハンマー」でヒビを入れて、重量のあるハンマーで破壊していきます。
たいした大きさではないのに、1時間もかかっています。
もう一ヵ所はヒロミさんではなく、ジェシー君が奮闘して解体。

続けて入口のサッシ、垂れ壁部分も撤去していきます。
大きく空いた開口部には、新しいサッシと8枚のガラス戸を取り付け。
以前より背の高いガラス戸がついたので、太陽の光で明るくなります。

床をワクワクするデザインに

現状の床はコンクリートで無機質な感じです。
ここに格調高いレンガを敷いていきます・・・
ですが、レンガを張ると日数が大分とかかります。

なので、簡単に施工ができる「カラーコンクリート」で工事をしていきます。
まずはクイックボンデを使って、土間をフラット。
そしてレンガ風のビジュアルペーパーを敷いて、上から赤茶色のセメントを拭きつけします。
乾燥した次の日、ペーパーをめくれば完成です。

カラーコンクリートのセメントは凹凸があり、滑り止め効果があります。
子供たちがはしゃいでも、安心の床材ですね。

パーテーションでエリアを3つに分ける

床が終われば、いよいよ間仕切り壁をつくっていきます。

  • 集中スペース
  • 授業スペース
  • 自習スペース

と3つのスペースにゾーニングをしていきます。
一般家庭でも勉強部屋と寝室を分けるのが集中するコツですね。

木材で土台と柱を固定し、べニア板を張り付けていきます。
普通であれば、これで終わりですが、湾曲した壁を加工をしていきます。
レシプロソーを使い、センス良く洞窟風パーテーションに仕上げます。

曲がった部分には、「Rべニア」と呼ばれる曲げべニアを貼っていきます。
普通のべニアは耐久性を重視して交互に薄い木材を重ねてるのに対し、
曲げべニアは同一方向に薄いべニアを重ねています。
だから、簡単にべニアを曲げることができるんですね。

仕上げには下塗り材を塗ったあと、漆喰を塗っていきます。
初心者でも塗りやすい「漆喰うまくぬれーる」を使っています。
壁の一部には、ガラスブロックを取り付けして完成です。

スポンサードリンク

授業スペースのテーブル&文具トレー作り

授業スペースでは、まずテーブルと文具トレーをつくっていきます。

  • テーブル:ヒロミさん
  • 文具トレー:ジェシー君

 
が担当して、家具屋で作成していきます。

テーブルには、べニア板を丁番で組み合わせて「バタフライテーブル」を採用。
無料塾は、日によって子供の人数が違います。
なので、子供の人数が多い場合は広げて使えるように。
少ない場合は、折り曲げて作ることで空間を有効に使えます。

文具トレーは、ボール盤やトリマーを使って、穴を掘っていきます。
ボールペンや鉛筆を置く場所、はさみを置く場所と工夫して作成。
そしてタブレットも置けるようなデザインです。

テーブルと文具トレー共にオイルステインを塗り完成です。

黒板には、木目調の特殊塗装が施された板を取り付けします。
きえすぎくん」という商品で、ホワイトボードのように使用できます。
見た目は、綺麗な木目の板なので不思議ですね。

そして、自習スペースにもバタフライテーブルを採用します。
皆で話しができるように、丸型のデザインです。
壁のパーテーションには窪みがあり、テレビを壁付に固定して完成です。

リフレッシュスペースにボルタリング

ボルタリング

子供部屋にボルタリングをつくるケースも多くなりました。
まずは、15ミリのべニアに穴を開けて、爪付きナットを取り付けします。
その板を角度をつけながら、壁に固定していきます。

そして、グレー色で塗装した後に、ホールドを取り付け。
下地に強度があれば意外と簡単に作れるのに、子供部屋にお薦めですね。

冬でも暖かい薪ストーブ

薪ストーブ設置,茶色,レンガ,カントリー

暖炉スペースをつくっていきます。
壁には耐火ボードである「けい酸カルシウム板」を張り、
ブレイズウォールという化粧された耐熱パネルで仕上げます。

「アイランドⅡ」という110kgもある暖炉を煙突と接続させて完成。
周辺には、雰囲気のある石材を張っていきます。
「ナチュラルロブソンエアー」という商品で、
数枚の石が最初からくっついてるので施工スピードの短縮できます。

【参考】薪ストーブの設置費用は?

集中スペースの本棚&カウンター作り

勉強には本棚が欠かせません。
幅3.5m、2.5m」の大きな本棚をつくり、壁に固定します。
本棚は間仕切り壁と同様に湾曲にしてオイルステインで仕上げます。

下部にはパソコンや勉強ができるようにカウンターを設置。
ヒロミさんお馴染みのLED照明を取り付けして完成です。

自宅でも専用の書斎スペースを作るのは人気がありますね

自習スペースにウッドタイル&引き戸取り付け

ウッドタイル

残った壁部分には、ウッドタイルを貼っていきます。
厚い材料、薄い材料を組み合わせることで、より自然な空間に。
材料は「ニッカブロック」を使用して、一枚一枚タッカーで取り付けして完成です。

勝手口の入口には、アウトセット引き戸を取り付けします。
頭を打たないように、扉位置も以前より高く設置します。

他にも、「憩い用のベンチ」を製作。
湾曲したベンチに、ロココ調の脚を取り付けして完成です。
下部には荷物を置けるような設計でした。

高すぎる天井は、軽量鉄骨をつかい天井を下げ、
天井裏のスペースを利用して、天井埋込のエアコンを設置。
ダウンライトなどを設置して完成しました。

まとめ

今回の八王子リフォームは、

  • アンティーク風の木材&レンガを多用
  • ゾーニング分けすることで、メリハリある空間に
  • 工期は実働10日、60時間のリフォーム

という感じです。

いつもながら、デザイン性もあり素敵なリフォームでした。
2020年の八王子リフォームも楽しみですね!

ヒロミリフォーム、道具&工具まとめ【保存版】

このページの先頭へ