自社施工だから安心、は思考停止

リフォーム会社の数は山ほどあります。
需要も増えてますが、供給過多なので顧客の取り合いは必至。
すると、会社も差別化を狙ってアピール合戦が始まります。

そのなかの一つとして、自社施工をアピールする会社も増えています。
自社施工と聞くと安心感を感じるのは、食品偽装の問題からでしょうか。

結論からいうと、自社施工だから安心、というのは勘違いといえます。
自社施工は職人が社員として雇用されてる、という意味で、
施工の安心を保証するわけではないんですね。

よくよく考えたら理解できますが、言葉のイメージはそれほど強力。
言葉のイメージに左右されないよう冷静に業者を判断する必要があります。

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自社施工のメリット、デメリット

とはいえ、自社施工をアピールする業者がいるのは、
自社施工ならではのメリットがあるからといえます。

ただ雇用してるだけの自社施工ならメリットはありませんが、
雇用されてる場合、会社の取り組み次第では大きなメリット生れます。
それではメリットから順番にみていきましょう。

自社施工のメリット

  • 金額が安くなる
  • 社内ノウハウがある
  • 融通が利く

雇用契約はさまざまありますが、
多くの雇用が決まった給与で、ある程度の時間を拘束されます。

その結果、会社の仕組みが上手くできあがると、
顧客にとって安い価格になる可能性があがります。
会社に職人がいると、施工ノウハウも充実するでしょう。

融通が利くというのは、会社にとってという意味です。
社員は時間拘束されるので当然といえば当然です。

安く、質が良い・・
というのは自社施工の会社のアピールポイントですが、
実際、その可能性が高くなるのも事実といえます。

自社施工のデメリット

ではデメリットはなにがあるのか?
というと、目立ったデメリットはありません。

だから自社施工だから安心。
というのも、飛躍しすぎなので注意しましょう。
それをお話ししていきます。

職人の技術は個人能力の比率が高い

自社施工はあくまでも会社に雇用されている職人ということ。
職人に一番重要なのは、専門的な技術やスキルです。
その技術やスキルは、個人の能力、日々の努力によるもの。

ということは社員職人であろうが独立した職人であろうが、
個人個人によって違う、というのが正しいでしょう。

もちろん環境が個人を育てる、というのもあります。
しかし自社施工の環境が良いかどうかは会社によります。
技術を磨くための機会が多く、教えてくれる先輩もいる、
というと良い環境かもしれません。しかし・・

その環境が合ってるかどうかも、個人個人によって違います。
独立して自立してる環境が良いかも、人それぞれでしょう。

なので、自社施工=技術があり安心 にもなりませんし、
自社施工=技術がなく不安 にもなりえないということです。

あえて社員職人になる理由

もし、あなたが職人なら、どちらを選ぶでしょうか。

  • 社員職人
  • 独立職人

独立すると給与も高くなり、自由時間も多いでしょう。
その反面、仕事を貰う営業も多少は必要です。
福利厚生もほぼ皆無です。

社員になると、福利厚生は良くなりますが、
給与も一定で止まり、自由時間も拘束されます。
しかし営業をする、なんてことはほぼ無いでしょう。

独立できる技術があっても、社員として雇用されるほうが、
幸せに生活できる人もいれば逆もいるということです。

なので、ここからわかるのは価値観です。
社員職人、独立職員がどういった価値観をもっているのか、
というのがある程度理解できるかと思います。

価値観がわかると何が良いのか。
それは相性が良いのかを判断する材料になります。
趣味が似てると、親近感を持つのは似た価値観があるからです。

例えば・・・
時間に細かい人が時間にルーズな人といるとストレスが溜まりますよね。
他にも、潔癖症の人が、そうでない人を見ると不快感を感じます。

毎日家に来る職人さんと価値観が近い、
そのほうがリフォームが上手くいく気がしませんか?

しかし表面的にわかるのはここまでで、
会社を選ぶ大きな材料にはなりえないでしょう。

会社のジャンルを分散させて相見積もりをする

自社施工だからというのは安心材料になっても、
あくまでも要素の一つという見解をすべきでしょう。

見積もりをする場合、相見積もりをするのがお薦めです。
その際、自社施工の会社とそうでない会社に依頼するのが良いです。
そうすると客観的に良し悪しを判断できるでしょう。

さらに分散させると、

  • 大手企業
  • 中小企業
  • 工務店
  • デザイン会社
  • 不動産系列
  • 地域密着型

とあらゆる分散が考えられます。
似たような会社で相見積もりをしても、
金額も提案も似たり寄ったりで、時間を無駄にしがちです。

相見積もりをとるのは結構手間なので、
戦略的に相見積もりをするようにしましょう。

まとめ

自社施工ならではのメリットは確かにあります。
しかし自社施工だから安心、と盲目になるのはお薦めしません。

自社施工はあくまでも会社を選ぶ材料の一つです。
他に必要な材料としては、

  • 会社規模
  • 予算
  • 提案力
  • 施工保証
  • フットワーク
  • 実績
  • 相性

と、必要な材料は山ほどあります。
総合的に判断するのが何よりも必要です。
そのための手段が相見積もりを数社とることです。

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