新築そっくりさんのデメリット【リフォーム業歴12年が分析した結果】

僕はこれまでリフォーム業歴12年で、800件以上の現場を経験してきました。僕はこれまでリフォーム業歴12年で、800件以上の現場を経験してきました。以前勤めてた会社では全面リフォームが得意ということもあり、住友不動産と競合することも多かったです。
その経緯で知り合いに住友不動産の営業マンもいるので、業者側の視点もいれつつ、新築そっくりさんの率直な意見をお話ししていきます。まず、この記事を読んでるということは、
「新築そっくりさんって実際どうなの?安心して依頼できるの?」
という疑問があると思います。ネットで検索すると苦情やトラブルといった悪い口コミ(悪評)もありますしね。
新築そっくりさんは知名度・実績ともに全国トップクラスですが・・・、
実際に僕が新築そっくりさんの評判を調べた結果、良い口コミだけでなく悪い口コミもありました。
まず前提として、

というのが事実なので、この記事では新築そっくりさんのデメリットを正直にお話ししてきます。
目次
僕が新築そっくりさんを分析した理由
最初になぜ僕が新築そっくりさんの分析に力を入れているかお話しさせてください。
実はあなたと同じように、僕の実家も将来的にリフォームを検討しています。
僕自身がリフォーム業をしてるので、僕が工事すれば良い訳ですが、
高速で2時間以上の移動がかかる片田舎の実家をリフォームするのは物理的に難しい。
なので、全国でも実績が一番ある新築そっくりさんを依頼する候補にしています。
まず手始めに新築そっくりさんに資料請求した訳ですが・・、
「全面リフォームであれば、新築そっくりさんに依頼するのがベスト」
という確信をもてました。
- 地震対策に強い
- 定価制システムがある
- 日本で一番の実績がある(新規顧客数)
という新築そっくりさんの特徴があるので、ごく普通の判断だと思います。
ですが光当たる場所に影ができるように、利点があれば欠点も存在します。
ここからは僕自身が考える、新築そっくりんのデメリットをお話しします。
新築そっくりさんのデメリット
まず率直にいうと、新築そっくりさんはブランド力がある反面、決して安い業者ではありません。これは至極当然でブランド力が売りなのに、そこら中小企業・個人事業より安かったら逆におかしいです。
リフォームは形のないモノを売るので、ブランド力で訴求する会社は多く、新築そっくりさんはその代表格です。
そして間取り変更、耐震補強といった規模の大きいリフォームであれば、金額だけでなく安心というブランドを買うのは大事ですが、
- トイレの交換
- 扉の交換
- 壁紙の張替え
といった失敗するリスクの少ない簡単な工事であれば、あえて大企業に依頼するメリットはありません。

あと新築そっくりさんの強みである「定価制システム」に言及すると、追加費用がかからず安心できる反面・・、
工事費原価が低い家であれば、逆に損してる感覚にもなると思います。
例えると、
- 焼肉食べ放題なのに6枚しかタン塩を食べれない小食の女性
- 手厚い健康保険に入ってるのに、基礎疾患がない超健康な男性
- 毎月1万円のジムに通ってるのに、月1回しか通えないサラリーマン
をイメージしてもらえると理解しやすいと思います。
これらの定額なサービスは追加費用の心配がない反面、ある一部の人が得をして、ある一部の人が損をして成り立つビジネスモデルです。
なので、新築そっくりさんの定価制システムも安心を買える半面、「逆にお金を損していないか」といった客観的な目線を持つことも重要です。
ようは新築そっくりさん以外にも相見積もりをして、比較対象をつくることで「金額の妥当性を調べる」ということですね。
具体的には、
- 複数の業者に相談する
- 見積もり金額を比較する
- 金額の相場観を肌で理解する
といった流れで、予算感もリサーチしながら計画を進めていきます。
ちなみに金額を安く抑えるなら「中小企業×工事完成保証」の組み合わせで依頼することで、リスクヘッジしながら工事することもできます。
まとめ
最後にまとめると、
- 新築そっくりさんは知名度、実績ともに高い
- ブランド力がある反面、値段は安くない
- リスクヘッジとして、複数の業者と比較するのがお薦め
という感じです。
金額は安くないですが、全面リフォームなど工事の質を優先する人であれば、新築そっくりさんはお薦めの会社です。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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