ウッドショックはいつまで続くのか、原因は?【リフォーム業歴12年の意見】

僕はこれまでリフォーム業歴12年で、800件以上の現場を経験してきました。
2021年は「ウッドショック」と呼ばれる木材の高騰が続いていますが、僕がいるリフォーム業界でも影響がでています。木材の納期に時間がかかったり、金額も普段の1.2~1.5倍ぐらいにはなっています。
少量の木材を使うリフォームでも関係するぐらいなので、新築などの注文住宅、ハウスメーカー(住友林業、一条工務店、タマホームなど)にも多少なりとも影響はでてるだろうと容易に推測できます。
なので、この記事では、
「ウッドショックの原因はなにか?いつまで続くのか?」
を掘り下げて簡潔に述べていきます。
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ウッドショックの原因
まずウッドショックの原因には複雑な要素が絡んでますが、
「木材の需要が増え、木材の供給が減った」
というのは間違いありません。その要因として、
- アメリカ、中国などの新築着工数の増加
- 輸送コンテナの不足
などが言われています。その根本の原因、背景には新型の感染症が影響してるのは言うまでもありません。
ウッドショックはいつまで続くのか
ウッドショックはいつまで続くのか、というのは新築やリフォームを検討してる人が一番気になる点だと思います。
率直に言うと「いつ感染症が収まるかわからない現状では、ウッドショックも予測ができない」というのが現実だと思います。そして、
多くの専門化がウッドショックの長期化を予測してるのが現状で、木材を取り扱う業者も半年~1年近くの木材をストックしようと懸命に動いている状態です。
なので、これから新築やリフォームを検討してる人は、
- 木材が高騰している
- 木材の入荷が遅れている
という事実の元、計画を進めていく必要があります。
とはいえ、金額に関しては「木材の高騰=住宅費用が高くなる」訳ではありません。購入価格は人件費やその他の需要供給、複数要素のバランスで決まります。
なので、ウッドショックだから住宅購入を控えようではなく「できるだけ情報を多く集めて、現時点で正しい判断をする」という行動が大事になってきます。
そのためにはネットなどの二次情報だけでなく、直接メーカーや業者と関わりながら一次情報を多く集めてください。
簡単ですが以上になります。ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
PS.ウッドショックに関する情報が入り次第、追記で記載していきます。
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