キッチンカウンター下の収納、費用はどれくらい?
永山
永山
こんにちは、永山です!

リフォーム業歴は12年で、これまで800件以上の現場を経験してきました。

これからお話しするのは、

  • カウンター下のスペースを有効活用したい
  • 収納として使えたら、便利なのに
  • 見た目が味気ない、インテリアを飾りたい

といった「キッチンカウンター下の収納」についてです。

まず前提として、工務店よって見積もり金額は違うのだけ覚えておいてください。
商品の仕入れ値や人件費、会社の利益率も変わるので当然といえば当然です。

ですが僕自身リフォーム経営、営業経験の中で商社やメーカー、業界内の知り合いも多いので、ここでの話は実際それほど誤差はないと思います。

では結論をいうと、キッチンカウンター下の収納は3万~10万円ぐらいかかります。
もちろんカラーボックスを置くだけなら、かなり費用は抑えれますけどね。

それでは、具体的にお話しをしていきます。




キッチンカウンター収納のパターン

Before

現状がどんなキッチンかで、若干形も違ってきますね。
今回のように浅めのカウンターもあれば、食事用の奥行が深いものもありますね。
どんな形でも「考え方は一緒」です。

  1. カウンター下のサイズを把握する
  2. 収納する物を決める
  3. 収納する物に合わせて、収納棚を取り付けする

という感じです。
では、順番に見ていきます。

カラーボックス

棚を大工さんに依頼したり、DIYで取り付けするのもアリですが、
カラーボックスを購入して置くのが一番早くて簡単です。

市販品は白色のカラーボックスが多いですね。
なので、シートを貼って自分の好きな柄に変えるのもお薦めです。

メリット デメリット
手軽に収納スペースを増やせる ピッタリ合うサイズがなかなかない
不要になったら他の場所で使える 少し圧迫感がでる

カラーボックス(収納イメージ)

見せたくない物はかごに入れ、見せたいインテリアはそのまま飾ったりします。
全てオープン棚なので自由自在に収納できるのが良いですね。

カウンターの奥行きも広くなるので、ご飯の時には仮置きスペースとしても使えます。
物を隠して収納したい場合は、半分だけ扉付きの収納BOXにしても良いですね。

リフォームしてまで必要かな?」と、悩んでいる方におススメの収納方法です。

収納棚

こちらはリフォームで棚を取り付けたイメージです。
壁紙も張り替えが必要になるので、アクセントクロスにしました。

空間にメリハリが出て、味気なさがなくなりましたよね。
今回は横にそで壁を作りましたが、棚だけ取り付ける事も可能です。

メリット デメリット
棚が2枚だけで、縦の仕切りがないのでシンプル 工事が必要
カラーボックスより自由度の高い収納(棚の奥行、高さ、幅など) 費用がかかる

収納棚(収納イメージ)

棚の奥行きを浅くしているので、圧迫感も感じにくいです。
お子さんがいる方は絵本などを飾ったり、すぐ取れるようにしていると便利ですね。
下のスペースには奥行きの深いものを置けますよ。

低予算で収納スペースを増やしたい、部屋の雰囲気を少し変えたい
という人にお薦めのリフォームです。

魅せる収納

こちらはデザインにこだわった収納リフォームです。

壁紙ではなく板貼りにし、棚板はエイジング加工をした塗料を塗っています。
全て収納スペースにするのではなく、半分だけ棚板を取り付けしました。
昔に比べて壁紙の質も上がっているので、板貼り風の壁紙にしても良いですね。

メリット デメリット
デザイン性が高くオシャレ 工事費用がかかる
プロに依頼するのでクオリティが高い 収納量が少ない

何を収納するか決まっていて、オシャレに収納したい
という人は、費用はかかるけどお薦めです。




キッチンカウンター下の収納、見積もり費用

キッチンカウンター下の収納、見積もりはこんな感じです。
収納棚を取り付けするイメージですね。

項目 詳細 金額
養生費 養生テープ、エコフルボード 5,000円
商品代 収納棚、アングルなど 20,000円
大工工事 下地補強、収納棚取付費 25,000円
内装工事 一部クロス張り替え 30,000円
廃材処分費 法規処分、搬出運搬 5,000円
諸経費 交通費、駐車場代など 5,000円

これを合計すると9万円です。

少しの収納棚取り付けでも人件費があるので、それなりに費用がかかります。
カラーボックスを置くのが一番安上がりですね。

永山
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安くしたいなら「依頼する業者選び」が一番重要です

まとめ

最後にまとめると、

  • キッチンカウンター下収納の費用は、3万~10万円ぐらい
  • 工事期間は、1日~2日で完成
  • 目的に合わせて」収納方法を選ぶ

という感じです。

何を収納するか、は機能面だけでなく見た目も考えた方が良いですね。
ダイニングから見えるので、「魅せる収納」も意識してリフォームしましょう。

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