車椅子の玄関ドア、引き戸でなくても便利になった【リフォーム業歴12年の提案】

永山
永山
こんにちは、永山です!

僕はこれまでリフォーム業歴12年で、800件以上の現場を経験してきました。
その中には車椅子の方、高齢者の方のご自宅もありました。

一人一人身体の不自由さが違うので、リフォームは毎回苦労の連続。僕自身の頭で考えるのは限界があるので、常にお客さんの声を聞きながら、リフォームのご提案をしてきました。

  • 玄関アプローチの階段には、どんな昇降機を選べば良いか
  • 水廻りには、どのメーカーの設備機器が使いやすいのか
  • どんな段差が気になって、どれぐらいの広さが必要なのか

机上の空論では意味がないので「提案⇒却下⇒提案⇒却下⇒提案」の繰り返しです。使いやすいと評判が良い商品を見つけたら、すぐに資料を取り寄せたりしていました。

その中でも、今回お話しする「玄関ドア」に関しては苦労も多かったです。引き戸にすれば良いのはわかってるけど、そもそも玄関の間口が広くないので現実的に難しい。

という事例は数えきれないくらいありました。狭い玄関からの出入りは難しいので、庭と面した洋室に玄関引き戸を作ったりもしましたね。

予算が合わず泣く泣く、普通の開き戸をつけるケースも当然あります。僕にとっては、そんな苦い思い出がある玄関開き戸ですが、「ボタンひとつで開閉ができる電動オープナーを搭載した玄関ドア」が新しく発売されました。

永山
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この開き戸なら、身体の不自由な人でも使いやすくなるはず!

と僕自身、この商品をはじめた見たときは感動しました。早速お話をすると、その玄関ドアは「DOAC(ドアック)」という商品です。

身体が不自由な人にとっては最高!といえる玄関ドアですが、当然人によって向き不向きもあるので、まずはDOAC(ドアック)の全体像から順番にお話しします。

DOAC(ドアック)の全体像

DOAC(ドアック)の全体像として、以下の2つを解説します。

  1. DOAC(ドアック)の特徴
  2. インターネットの口コミ

1.DOAC(ドアック)の特徴

まずドアックを開発してる会社はLIXIL(りくしる)という、建築建材を取り扱うメーカーでも有数の大企業です。CMでも岡田准一さん、井川遥さん、本木雅弘さんと有名な俳優が出演してるので、当然世間の認知力も高いです。

そして、今回お話しする「玄関ドアの市場」でも全体の50%というシェアがあるメーカーなので実績も十分。(YKKAPが30%)

その実績あるLIXILが新開発したのがDOAC(ドアック)になります。このドアは一言でいうと「家の出入りが楽になり、普段のストレスが軽減される」という商品ですが、より具体的なメリット、デメリットをお話しします。

リモコン一つでドアの開閉ができる

ドアに触れることなく、リモコンのボタンを押すだけで開閉できる。
これは身体にハンデがある人であれば、説明するまでもないメリットかと思います。

そしてリモコンがなくても「ドアを軽く動かすだけで開閉をアシストしてくれる」という特徴は、

  • 買い物の袋を両手に持っている
  • 赤ちゃんを抱っこしている

という人にも、簡単に出入りができて便利、というのがわかります。

例えば若者でもお風呂に手すりがあれば「つい手にとってしまう」という感じで、身体にハンデがある人以外にもドアックは便利な商品です。

DOAC(ドアック)の実際に動いてる映像はコチラ

1日で工事が完成する

玄関ドアの交換というと、大掛かりな印象がありますが、工事は1日で完成します。
具体的な順番は、

  1. 現場の下見調査
  2. 工事の依頼
  3. 工事の着工・完成

という3ステップ。

普通のドア交換であれば、解体してドア交換、ドア回りの補修までで3日以上は必要。
ですがドアックは1日で完成するので「工事中は家の出入りをどうすれば良いのか」という心配はいりません。

とはいえ、すべての玄関ドアに取り付けできる訳ではなく「互換性(ごかんせい)のある玄関ドア」でないと、工事ができません。基本的にはLIXIL製トステム製のドアが交換可能の対象になりますが、実際は工事できるか調査員が現地確認する必要がありますので注意してください。

DOAC(ドアック)の互換性を調べる

2.DOAC(ドアック)リフォームの口コミ

「利用者の口コミほど頼りになる情報はない」という意見もあるので、ネットにある口コミを掲載しておきます。

※引用元は、以下のサイトです。
(DOAC)https://www.lixil.co.jp/lineup/entrance/doac/uservoice/

私は身体が不自由ですが、普段は自社製の電動車いすに乗って、ひとりで片道2時間かけて通勤しています。ただ、1人では玄関ドアの操作ができず、帰宅時に毎日ヘルパーさんと待ち合わせてドアを開けてもらっています。そんなとき、DOACの存在を知り“外への世界が広がる”とワクワクしたのを覚えています。まるで魔法のように、重たい玄関ドアがボタンひとつで、鍵の施解錠からドアの開閉まで可能に。それは、好きな時間に、誰の手も借りずに外出ができる、夢にまでみた体験ができると期待しています。ただ、私と同じように車いすに乗っている人の中にはリモコン操作が難しい人もいます。今後は、音声操作や近づくと自動開閉してくれる等、いっそう便利になっていく未来を想像しています。

健常者だった11年前には感じることのなかった玄関ドアの不便さ。車いすに乗りながら、鍵やドアを開閉するには、今までより「時間」と「スペース」が必要になり、ずっとストレスを感じていました。DOACは、リモコンひとつで鍵とドアを開閉でき、この大きなストレスを取り除くことができます。また、仕事上バリアフリーリフォームの提案では、今までスライドドアへの改修工事、一択でした。今後は、DOACで既存の玄関ドアを自動化できるため、選択肢の幅が広がり、工事予算を抑えることもできます。それは、バリアフリーが必要な方々にきっと喜んでもらえるはずです。DOACは障がいの有無にかかわらず、誰にとってもやさしい、暮らしを豊かにできるインクルーシブな商品になると思います。

DOACは、文字通り新しい生活のドアを開けることができます。玄関が狭いと車いすの向きを変えられず、後ろ向きでドアを押し開けなければなりません。また、遠征に行く時はスーツケースなどの大きな荷物を持って外出しなければならず、ドアを開けることがとても大変です。そんなときに、このDOACが大活躍するでしょう。電動でドアが開閉され鍵までかけてくれるので、荷物があっても簡単に出入りができ、今よりずっとアクティブになれます。万が一、停電などで動かなくなっても、手動の鍵で施解錠ができる点も安心。DOACの開発には早い段階から携わってきましたが、これから沢山の人に使ってもらい、1人でも多くの人が新しい生活のドアを開けるきっかけを掴んで欲しいと願っています。

以前、私が住んでいた家では玄関ドアの操作にとても苦労していました。玄関ドアを開ける時、車いすの足のステップをドアに一度挟んで、半分ほど開けてから、勢いをつけて引っ張らなければ、開けられないほど重たいドアでした。だから、転居の時には玄関ドアの重さが物件選びのポイントの一つになりました。でも、DOACならこの大変さが無くなります。私は自宅から車いすで会社に通勤していますが、その際に荷物を持っていても、楽に出かけられるようになると楽しみにしています。家の玄関ドアへすぐに取付けて使えるので便利だし、コンパクトなリモコンは鞄のポケットからスッと出し入れできて雨の日でも使いやすいと思います。DOACは色々な境遇、年齢の方に一度は使ってもらいたい商品です。

ドアック自体はLIXILの新商品になるので、一般の口コミはまだネット上にはありません。ですが実際に身体障がい者の方がテストで試して、何度もトライアルを重ねてるので信用が高い商品と思います。

あと僕自身はリフォーム業者という立場から補足すると「LIXILの玄関ドアは評判が良い」というのが僕の感覚です。特に一日で交換できるリフォームドア、リシェントという商品はこれまで販売してきましたが、一度もクレームを受けたことはありません。(過去12年ぐらい)

なのでドアックの工事自体も「リクシルの登録店が工事する分には大きな問題はないかな」と思います。もちろん、職人とはいえ人間が作業するので絶対にトラブルがないとは言い切れませんけどね。

DOAC(ドアック)のよくある質問はコチラ

まとめ

最後にまとめると「商品単体で良い悪いは判断できない」という前提を踏まえた上で、

  • リモコン一つでドアを開閉できる
  • 1日で工事完成できる

という特徴は身体にハンデがある人や、一緒に住んでるご家族の方にもおススメできる商品です。

玄関ドアは数ミリのゆがみで開け閉めができなくなるデリケートな商品なので、安かろう悪かろうの業者に頼まず、LIXILの登録店に依頼してください。

【LIXIL】玄関ドア用電動オープナーDOAC

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