永山
永山
こんにちは、永山です!

僕はこれまでリフォーム業歴12年で、800件以上の現場を経験してきました。特に間取り変更があるような全面リフォームを得意としています。外壁屋根も100件以上は担当したので「業者側の視点」もいれつつ、コーホーペイントの率直な意見をお話しします。

まず、この記事を読んでるということは、

コーホーペイントの評判って実際どうなの?安心して依頼できるの?」

という疑問があると思います。塗装会社をネット検索すると苦情やしつこい営業手法、裁判沙汰といったトラブル。やばい口コミ(悪評)もありますしね。

まず大前提として会社を良い悪いの二択では評価できないという事実があります。どれだけ有名な会社でも「Aさんは絶賛してるけど、Bさんには微妙・・」というのはよくある話ですよね。

例えば、食べログで4点と評判の良いイタリアンのお店に行っても「パスタがあまり美味しくなかった」と感じることがあるように、リフォームも「会社とお客さん、担当者が誰で、職人は誰がくるか、工事内容、家の状況はどうなのか」という関係性によって評価が変わる訳ですね。

ですが現実問題として、リフォームは同じ条件で工事することは2度とないので、あらゆる会社の評判や口コミは参考材料の一要素でしか使えません。

なので、この記事にコーホーペイントの口コミを掲載してますが、塗装会社を選ぶときは他人の口コミを鵜呑みにせず「自分自身の基準(価値観)」で良い悪いを判断してください。

具体的には、

  1. 業者を選ぶ基準を明確にする
  2. 複数の業者に相談する
  3. 消去法で自分に合った会社を選ぶ

といった感じですね。(あとで詳しく解説します)

では早速、「コーホーペイントに見積もり相談すべきか」という疑問について。僕個人の意見は、大阪に住んでて外装リフォームを検討しているなら、

永山
永山
見積もり依頼すべき有力候補

といえます。

その理由も含めて、まずはコーホーペイントの全体像から順番にお話しします。




コーホーペイントの特徴|会社概要

会社名 株式会社コーホーペイント
創立 昭和58年1月
資本金 5000万円
代表取締役社長 古藤恵子
本社 大阪府吹田市天道町4番24号
電話番号 06-6389-1555
ホームページ https://www.koho-co.jp/

コーホーペイントは外壁、屋根塗装を強みとしたリフォーム会社です。吹田に本社を構える地域密着型スタイルで、フクロウの福ちゃん、matt(マット)のテレビCMで認知力も高く、施工件数が「12000件以上」と実績が豊富です。

コーホーペイントのメリット

コーホーペイントのメリット

フッ素1塗料は15年保証

コーホーペイントの強みは「高い塗装技術」です。経験豊富な職人をかかえているので、「GAINA(ガイナ)」「フッ素1」といった高品質で、塗装技術が必要な塗料も使いこなします。正直言って、

永山
永山
高品質な塗料でも、塗る職人が下手だと意味ないですからね。

実際口コミにも、

コーホーペイントさんとは1998年からのお付き合いだ。外壁だけでなく屋根も面倒を見てもらっている。2020年に耐震も考えて瓦屋根からガルバニュームに葺き替えてもらった。おっと、今回は「フッ素塗装」についてでしたね。外壁はだいたい10年ごとの塗り替えを想定していたが、フッ素塗装なら20年は大丈夫と聞いて2008年にお願いした。今年(2023年)で15年を経過したがチョーキング(劣化)も見られず本当に長持ちしています。結果として割安になったのかな。定期的に点検にも来てくれて安心感もある。これからもよろしくお願いしますね。引用:Google口コミ

15年経過したがチョーキング(劣化)も観られない」という評価を頂いてます。コーホーペイントではフッ素1だと「安心の15年保証」なので非常にお薦めです。

その他、家の状況に合わせて主に日本ペイント製の塗料を提案してくれます。工事中の交換日記や工事予定の提示もしてるので、コミュニケーション不足からくるトラブルも起きにくく、長期保証・アフターメンテナンス・低金利ローンも充実してるので安心して工事を依頼できます。

特にガイナが気になる人は必見の会社です。ただしガイナ塗料は値段・費用が高額のため、数社相見積もりをして慎重に業者決定するのがお薦めです。

コーホーペイントのデメリット

コーホーペイントのデメリット

コーホーペイントは高い技術が売り。ですが「担当者によって対応に差がある」のがデメリットです。実際口コミにも、

台風が通過したとき、銅製の雨樋が壊れ修理に出したら数年返って来ず問い合わせてもプラスチック製を進めるばかりで返してくれません。騙されました。引用:Google口コミ

問い合わせしてもプラスチック製ばかり勧める」という指摘がありました。台風の時期なのも原因かな?業者が多忙なタイミングだと、丁寧に対応してもらえない可能性もあります。

なので相見積もりする際は金額だけでなく、担当者の質も比較するのが何よりも重要です。

【参考】リフォームで失敗するパターンとは?800件以上の工事を経験した結果

コーホーペイントでの補助金(助成金)

コーホーペイントでの補助金,助成金

外壁・屋根塗装の補助金(助成金)

外壁屋根の補助金とは「一定条件を満たすことで、国や市町村から支給されるお金」のこと。補助金がない市町村もあるので、見積もり依頼するときに業者に相談するのがお薦めです。

現在、国が支給する制度であれば「長期優良住宅化リフォーム推進事業」が対象。外壁塗装単体では対象外ですが、省エネ改修、耐震改修と組み合わせることで申請可能です。

永山
永山
条件がやや複雑なので、信頼できる業者に相談するのが大切です。

外壁塗装以外のリフォームを検討されてる方はこちらもお読みください。

2024年のリフォーム補助金(助成金)

知っておきたい、リフォーム補助金は大きく分けてこの3つです。

  • 住宅省エネ2024キャンペーン
  • 介護保険リフォーム
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業

住宅省エネキャンペーンは「予算上限が決まってる」ので注意してください。では順番に解説します。

内容は簡潔に書いてます。重要なのは具体的に知ることではなく、全体の概要を理解すること。補助金の存在だけ知っていれば、あとは依頼する業者に任せるほうがスムーズに申請できます。

住宅省エネ2024キャンペーン

住宅省エネ2024キャンペーンは具体的に4つの制度に分かれています。

子育て支援事業 既存住宅の省エネ改修 上限30万/戸
窓リノベ事業 高断熱性能の窓を設置 上限200万/戸
給湯器エネ事業 高効率給湯器の導入 8万~18万/台
賃貸給湯器エネ事業 高効率給湯器の導入 5万~7万/台

名前の通り「省エネリフォーム」をすると補助金の対象になります。具体的には、

  • 断熱リフォーム(断熱窓、断熱材など)
  • 省エネ給湯器交換(エコジョーズ、エコキュート、エネファームなど)

などを工事すれば良いです。「給湯器や窓交換だけでも申請できる」ので、使いやすい補助金ですね。そして窓リノベ事業は最大200万まで補助されるので、全面リノベーションする人はさらにお得に工事できます。

住宅省エネ補助金の申請は「施工業者が行う」ので、依頼する業者さんと相談しながらリフォーム内容を決めるのがお薦めです。

介護保険リフォーム

介護保険リフォームは「高齢者・障がいのある方」を対象にした補助金です。自己負担が少ないお得な補助金ですが、知らない方もいるので紹介しておきますね。

  • 上限額:住宅改修費限度額20万円から、自己負担1~3割を除いた金額(最大18万円)
  • 受給対象者:「要介護」もしくは「要支援」認定を受けてること
  • 補助金給付方法:基本は工事完了後に保険金が給付される

事前の申請は基本的に「ケアマネージャーによるケアプラン作成」が必要です。申請が許可されないと工事着工できないので注意。保険工事の内容は「手すり設置・段差解消・扉交換・トイレ交換(和式から様式)・その他不随する工事」が対象ですが、詳しくは市町村の介護保険制度を確認してくださいね。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

この補助金は国、国土交通省が実施してる補助金です。

リフォーム内容によって「最大100万か最大200万」の補助金を受けられるので、フルリフォームを検討してるなら使わない手はないです。具体的には以下のとおり。

  • 長期優良住宅認定の基準を満たすと、最大200万円
  • 一定の性能確保を満たすと、最大100万円

ただし注意点として「事前に事業者から申請」する必要があります。(補助金の申請実績が多い住友不動産なら安心ですが、変な会社に依頼すると申請漏れなどのリスクもあります)

補助金を受ける条件には、

  1. インスペクション(現況調査)の実施
  2. リフォーム後に一定性能基準を満たすこと
  3. リフォーム履歴と維持保全計画の作成

と3つありますが、基本的には信頼できる業者に依頼しておけば問題ありません。

ちなみに長期優良住宅に認定され一定の条件を満たすと、固定資産税の軽減措置が受けられる場合もあります。

ここで紹介した3つの補助金以外にも市町村独自で給付してもらえる補助金もあるので、必ず依頼する業者に確認しておきましょう。




コーホーペイントの良かった口コミ

コーホーペイントの良かった口コミ

利用者の口コミほど頼りになる情報はない」という意見もあるので、ネットにある口コミを掲載しておきます。

株式会社コーホーペイントさんに自宅メンテでお世話になり早いもので25年以上のお付き合いとなりました。初めての出会いは訪問販売であったと記憶しておりますが、ご担当者が親切丁寧にお話して頂き外壁塗装工事をしました。その後二度目外壁塗装も日本ペイントのフッ素塗装料による工事を行い12年以上経過しましたがつい数年前に塗替えを行った様な、汚れやひび割れもなくフッ素塗装の良さを実感致しております。そんな事もあり屋根や綺麗なシステム浴槽もお願いした次第です。メンテナンスも近郊の工事がある場合などは点検に来て頂いき助かっております。また、松田さんを始め他のスタッフの方々には何かの折、相談に乗っていただき感謝しております 引用:Google口コミ

クリアファイルに入った丁寧なパンフレットが、名刺付でポスティングされていて、他社にはない対応に好感を持ちました。担当の方は連絡後すぐに来てくださり、良い意味で営業らしさがなく、親切丁寧で誠実そうだと感じました。外壁と屋根の塗装を依頼したのですが、複雑な形状の部分まで綺麗に養生をしていただきましたし、近所の方へも挨拶をしてくださったので、安心して工事を始められました。異人館のような雰囲気を希望していたので、白黒の写真に色を塗って要望をお伝えしましたが、想像を超える仕上がりで大変満足しています。また、断熱効果のある塗料を使ったので、塗る前の電気代とは歴然で安くなっていました。工事金額は安いものではありませんが、実際に目に見える数字で、塗装の効果を感じられたので、悪くない選択だったと思います。また、機会があれば内装の施工もお願いしたいです。引用:ホームプロ

約7年前に相見積もりの結果コーホーペイントさんで工事をお願いしました。その後も定期的にメンテナンスに来てくれます。こちらは全く気付いてなかっのですが、5年点検の時に屋根の不具合の報告を受けました。その後足場を建て再度屋根の塗装工事をしていただきました。進捗状況も写真で細かく報告してくださって、非常に分かりやすかったです。塗装して5年コーホーさんで塗装してよかったと改めて思える出来事でした。引用:Google口コミ

コーホーペイントの悪かった口コミ

コーホーペイントの悪かった口コミ

15年保証と言うCMをやってますが、我が家は全く保証して貰えませんでした。何度か入れた苦情は無視、もう付き合いをしたく無いと電話したのに社内で共有されず 違う営業から連絡がきたり、苦情が大きくなると再施工の話は出たがこちらにもプライド?があるため、『では再施工とは言える訳無し。」そう言う手口かもと思ってしまいます。契約を考えてる方は保証内容の確認、どのレベルで補修するのか等を
しっかり確認する事をお勧めします。ハゲた写真を見せられますが、こちらが言わないと何もしてくれませんよ。昨年からどれだけコーホーペイントが変わっているか知りませんけど・・・他のクチコミ読んでるとなんでウチだけ保証してくれんかったんかと思います。ウチがクレーマーみたいやわ。引用:Google口コミ

メンテナンスなんてしてもらえない。ごまかされる。高い。保障内容がはっきりしておらず、たいした保障などしてもらえない。ホームページに掲載されるクチコミを書いてくれと頼まれた際、(営業担当者の個人的なやり方かもしれないが)あまり良くない部分は削除すると言われた。40年間こんなやり方?個人情報をばら撒き、訪問販売していた。引用:Google口コミ

外壁塗装の見積をお願いしましたが、見積時に音をガンガンしていたと近隣の方が教えてくれて、1度クレームを入れましたが自分が悪くないとお話を受けました。それで周りから見積してこんなにうるさかった業者いないよとお話を受け、1ヶ月後引き戸の掃除をしていたら引き戸のスライド部分が曲がっていて(強い力で曲げた後あり)、嫁に報告したら、前までこんな事なかったし、わからないけどここ数ヶ月で弄ってないよと報告を受け(嫁内心激怒)

見積頂いている以上申し訳ないので、会社に連絡して担当者をかえて貰うように報告しましたが、担当者から連絡があり、ウチは悪くないので今回の見積はお断りしますとの事と僕は偉いさんなので他の営業所にも見積受けさせませんとの事。(お客様との関係性が重視なのでとお話受けていたにも関わらず)「えーー」と思いつつ実は塗料も友達(塗装業の方)に聞いてあまり良くない塗料だったので断る口実が出来て良かった、掲示板で愚痴ってすいません。、引用:Google口コミ

コーホーペイントの新しい口コミ・評判

まだ新しいレビューはありません

コーホーペイントの口コミを投稿する


事実として良い口コミと、悪い口コミがあります。コーホーペイントは12000件以上の工事実績があるので、色んな意見があるでしょう。全員が良い口コミだと逆に印象操作されてるのか?と不安になります。

一個一個の口コミを吟味してもあまり意味がないので、共通点だけいうと担当者とお客さんの関係性で満足度は大きく変わるというのが僕の意見です。

最初に会社単体だけを評価できない、といいましたが「会社とお客さんの関係」よりも「担当者とお客さんの関係」のほうが影響は大きいと僕は考えています。これは、完成された形ある商品を売るのと違う、リフォームならではの事情。一般的にどのリフォーム業者でも同じことが言えると思います。

なので口コミに左右されず、実際に業者に相談しつつ、自分の基準(価値観)で業者を選定する意識が重要になってきます。

コーホーペイントの評判まとめ

最後にまとめると「会社単体で良い悪いは判断できない」という前提を踏まえた上で、

  • GAINA・フッ素1などの高品質塗料の実績が多い
  • 地域密着スタイルで長期保証やアフターメンテナンスが充実

という特徴は外装リフォームと相性が良いです。なので、大阪に住んでて外装リフォームを検討してるなら、コーホーペイントは見積もり相談する業者としてお薦めです。

あとは担当者と直接話をして、実際に体感した印象から自分の基準で業者を選ぶのが大切です。

1年で70000回以上読まれてる記事です

安くリフォームする方法とは?

ちなみに、見積もりして「はい、お願いします」ではダメで、こっちの予算に合わせてもらう工夫が必要なんですよ。この前提を間違っている人が意外と多いです。

リフォーム業歴12年でわかった、見積もり金額を30%OFFにする方法

リフォームで失敗するパターンとは?

「家が綺麗になって快適、リフォームして良かった!」という声はよく耳にしますが、リフォームで失敗した理由を分析した、という記事が少なかったので書いてみました。

リフォームで失敗するパターンとは?800件以上の工事を経験した結果