リフォーム業歴は12年で、これまで800件以上の現場を経験してきました。
これからお話しするのは、
- 朝に顔を洗って、すぐに化粧ができる
- 赤ちゃんのミルクを冷ませれる
- 寝室に洗面台があれば便利なのに
といった「寝室にセカンド洗面台をつくる費用」についてです。
まず前提として、工務店よって見積もり金額は違うのだけ覚えておいてください。
商品の仕入れ値や人件費、会社の利益率も変わるので当然といえば当然です。
ですが僕自身リフォーム経営、営業経験の中で商社やメーカー、業界内の知り合いも多いので、ここでの話は実際それほど誤差はないと思います。
では結論をいえば、寝室に洗面台をつくるのに最低15万以上はかかります。
もちろん、家の構造や水道配管の工事方法で変わりますけどね。
それでは、具体的にお話ししていきます。
セカンド洗面台を寝室に。具体的な工事内容
Before
普通の寝室ですね。
工事のネックは、「給水管、排水管」ですね。
では、セカンド洗面台を取付してみます。
After 【造作洗面台 W650】
セカンド洗面台をつくることができました。
これから産まれてくる赤ちゃんにとっても良い環境ですね。
ミルクをすぐに冷まして飲ませれます。
After 【LIXIL ドゥケアカウンター・コンポートタイプ W900】
車椅子でも使いやすい洗面台なら、こんな感じのもアリですね。
下部キャビネットは、車椅子が入りこめる、ユニバーサルデザインです。
After【トクラス LESTO ニースペース W1650】
モダンテイストなら、こんな雰囲気ですね。
洗面台も横長キャビネットで、化粧道具とかも収納できますよ。
床の色が違うと、落ち着いた寝室になりますね。
寝室にセカンド洗面台、見積もり費用
最終的には、2つ目のドゥケアカウンターを採用しました。
この工事、見積もりはこんな感じです。
項目 | 詳細 | 金額 |
---|---|---|
養生費 | 養生テープ、エコフルボード | 10,000円 | 商品代 | LIXIL ドゥケアカウンター、電気温水器 | 225,000円 | 設備工事 | 配管新設、洗面台取付 | 75,000円 |
電気工事 | 電気温水器用配線 | 22,000円 |
内装工事 | 一部クロス張替え | 25,000円 |
廃材処分費 | 発生廃材処分、運搬など | 5,000円 |
諸経費 | 交通費、駐車場代、残材処分など | 15,000円 |
これを合計すると、37万7千円です。
ネックだった給水管、排水管は外の壁をはわして移設しました。
お湯の配管は、距離的に難しそうなので、洗面台用の電気温水器で対応しました。
水まわりの新設は、無知な業者に依頼すると最悪なので注意してください。
まとめ
最後にまとめると、
- 寝室にあれば、乳児の赤ちゃんがいても、ミルクをつくるのが楽
- セカンド洗面台の費用は、少なくとも15万円以上
- 配管をもってこれるか、が重要
という感じです。
最後の配管工事が一番のポイントです。
業者の説明も、担当者によって違うことが多いんです。
面倒ですが、相見積もりをするのが安全策ですね。
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