コースタルスタイル【インテリア画像集】
  • 西海岸風スタイルで、海辺の雰囲気を感じる
  • 清潔感がありリゾート感があるテイスト

コースタルスタイルは、解放感があり爽やかな印象を与えるインテリアです。
白色や緑系パステルカラーと相性が良く、清潔感を与えてくれますね。

ここではイメージ画像を使って、コースタルスタイルを説明していきます。
新居やリフォームの参考にしてくださいね。




コースタルスタイル【空間別】

洗面所のコースタルスタイル

コースタルテイスト,洗面所

壁紙 ウッド系アクセントクロス・緑系クロス
床材 ウッド系フロアタイル or フローリング
特徴 ナチュラルな造作面台、緑色のブラケットライトを採用

洗面所は窓も小さく、閉鎖的な空間になりがちです。
なのでコースタルスタイルにするには、色調の組み合わせが重要になってきます。

白色ベースだと、シンプルになりがちです。
パーステルカラーの緑色アースカラーの木目調が使いやすいですね。
両方を組み合わせても相性が良く、優しい雰囲気でオシャレな空間になります。

小物にもこだわることで、空間の完成度も高くなりますよ。

【参考】洗面所のアクセントクロス

寝室のコースタルスタイル

コースタルテイスト,寝室

壁紙 緑系クロス
床材 ヘリンボーン
特徴 腰壁パネル、シーリングファンを採用

寝室は、朝日が入るよう窓が大きく開放的なことが多いです。
なので白色ベースを主体に、アクセントにパステルカラーを使うのが良いです。

ですが、単純に白色の壁紙を使ってもインパクトが弱いですよね。
高級感が出やすい腰壁パネルを使うことで、質の高い空間になります。

他にも、寝具をリネン系の柔らかい素材を使うと相性が良いです。
広い部屋ならシーリングファンも高級感がでますよね。

【参考】寝室のアクセントクロス

キッチンのコースタルスタイル

コースタルテイスト,キッチン

壁紙 ウッド系クロス
床材 ウッド系フロアタイル or フローリング
特徴 天井ウッドパネル、キッチン壁にタイルを採用

キッチンは生活感が出やすいのでオシャレにするのが難しいです。
そして、リビングやダイニングとのバランスが重要になります。

工夫しやすいのは、キッチン本体と天井の素材です。
なぜなら、キッチンは家具類が多いので壁が隠れるんですよね。

キッチンは扉はフラットでなく、凹凸のあるデザインが良いです。
天井で少し個性を出して、ウッド系を使うと高級感も演出できますよ。

リビングのコースタルスタイル

コースタルスタイル,リビング

壁紙 白色レンガ系クロス、緑系クロス
床材 ウッド系フロアタイル or フローリング
特徴 化粧梁を採用

リビングはシンプルなのもアリですが、今回はインパクト重視で化粧梁を採用しています。
化粧梁は手軽にメリハリのある空間をつくれます。
壁や床がシンプルすぎて面白みがない場合は、化粧梁がお薦めですね。

壁材には、緑系クロスをベースにしています。
テレビ用の壁面にレンガ調クロスを使ってアクセントを利かせています。

トイレのコースタルスタイル

コースタルテイスト,トイレ

壁紙 緑系クロス
床材 ウッド系フロアタイル or フローリング
特徴 腰壁パネルを採用

トイレは洗面所と同じで閉鎖的な空間です。
ですが洗面所に比べると、生活感を排除しやすいのが特徴です。
空間が狭いので、演出しすぎてゴチャゴチャしないように気をつけましょう。

ある程度広いトイレであれば、腰壁パネルがお薦めです。
簡単に質の高い空間を演出でき、他はシンプルでも形になります。
小物をアクセントに置くだけでも、雰囲気がでますよね。




コースタルスタイルの特徴、意味

コースタルスタイルの特徴を簡単にいうと、「リゾート感」を演出してくれます。
海外のビーチに遊びに行った感覚を感じますよね。

このリゾート感をつくるには、いくつかの条件が必要です。
(ちなみにコースタルを和訳すると、「海岸」という意味です)

  • アンティーク素材
  • 清涼感を感じる色彩バランス
  • 適度に広い空間

特に、この3つが大事です。
それでは、順番に説明していきます。

ラフさを演出するアンティーク素材

リゾート感は、ある程度のラフさ加減が必要です。
なので綺麗すぎる素材を組み合わせるのは微妙ですね。
高級ブランドばかり使うのでなく、古着がメインといった感じです。

そのラフさを演出しやすい素材が、

  • 無垢フローリング
  • 腰壁パネル
  • 艶を抑えた木材

これらを使うとラフさを演出しやすいです。

まず無垢フローリングは、自然の温かみを感じれますよね。
中でも、ヘリンボーン柄のフローリングはお薦めです。

寝室と洗面所の施工例でも、実はヘリンボーン柄を使っています。
ネックとしては、ヘリンボーンのフローリングは金額が高いんですよね。
材料の価格もそうですが、大工工事の手間も結構かかります。
なので、予算を抑えるならクッションフロアを使うのもアリですよ。

次は、寝室とトイレにも使ってる腰壁パネルです。
腰壁パネルにも種類がありますが、フラットタイプは微妙ですね。
少し古さを感じるのは、凹凸のある框タイプや無垢素材です。
使い方を間違えると、高級感が出過ぎてホテル風になるので注意が必要ですね。

そして細部までこだわるなら、艶の抑えた木材を適所に使うのが良いです。
例えば、ドア本体や窓枠とかですね。
アンティーク塗装が人気ですが、これらは艶を完全に抑えた塗料です。
古木を再現することもあれば、マットな質感も演出します。

メーカー品だと、建具扉ならウッドワンピノアースシリーズ
内窓ならLIXILデコマドは使いやすいですよ。

清涼感を感じる色彩バランス

色彩バランスが重要なのは言うまでもありませんよね。
リゾート感を演出するには、海や空をイメージした青色
そして清涼感を感じる白色をベースにつくるのが良いですね。

青色は濃すぎると、モダンテイストやポップテイストになります。
なので、淡いパステルカラーを使うのがお薦めです。
そして、緑色に少し寄せるとリラックス感を演出します。
海と草木を感じる雰囲気になれば最高ですよね。

あとは、白色を好みに合わせて増やしいくだけです。
絵具を薄めていく感覚で、白色を足していきましょう。
白色を足すのは、布素材を使うと結構手軽にできます。
例えば寝室のベッドカバーを柔らかいリネン素材を使うとかですね。

施工例の寝室は、ベッドカバーと腰壁パネルを白色にしてます。
天井も白ベースにすることで、より天井が高く感じ開放感がでますよ。

適度に広い空間

解放感を感じるには、ある程度の空間に余裕が必要です。
モノを置きすぎて狭すぎると、素材が良くてもリゾート感は感じません。
では、空間が狭いと無理なのか、というとそうでもありません。

大事なのは、空間が狭いのであれば逆算してモノの量を減らすことです。
例えば洗面所であれば、自然とモノも多くなり狭く感じます。

だからこそ、ストック品は別の場所に置くといった工夫が必要です。
他にも床下収納庫を作って、床下に収納するとかですね。
物理的に狭すぎる洗面所だと難しいですが、できる範囲で試してみてください。

コースタルスタイルのまとめ

最後にまとめると、

  • コースタルスタイルは、素材の組み合わせで演出できる
  • 白系アースカラーパステルカラーの組み合わせがポイント
  • 空間の大きさや窓の有無で、色のバランスを考える

という感じです。

小物や壁紙だけ変えても、空間のテイストは大きく変わります。
例えばアクセントクロスは予算面、工事時間を考えても費用対効果が高いですよ。

【参考】アクセントクロス張替え、費用はどれくらい?

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