リフォーム業歴は12年で、これまで800件以上の現場を経験してきました。
これからお話しするのは、
「カーテンレールを新しく交換したい」
「引越ししたので、おしゃれなカーテンレールをつけたい」
といった「カーテンレールの種類と取り付け費用」を説明していきます。
最初から、結論ベースで話しをしていくと、
- 予算を抑えたい → 「機能性レール」
- オシャレにしたい → 「装飾レール」
という感じになります。
いや、もっと詳しく話せば長くなりますが、基本はこの2パターン。
それでは、もう少し具体的にお話ししていきます。
カーテンレールのイメージ
Before
何もついてない窓に・・
After【装飾レール】
装飾レールをつけるとこんな感じです。
レールの先端が、妙に主張してるのが特徴的ですね。
木製なら「家具と合わせる」とより高級感を演出してくれます。
木製以外にも、黒色のアイアンレールが人気ありますよ。
装飾レールは商品代で「1万円/1本」ぐらいが多いです。
取り付け費は、最後にまとめて解説します。
After【機能レール】
逆に機能性レールだと、主張は皆無です。
とはいえ、カーテンを開けると見えるので、ダサさは一目瞭然。
もちろん見た目は普通なんですけど、装飾レールに比べると地味ですね。
機能性レールのメリットは「金額が安い」ことなので、
見た目を重視しない部屋に使用するのが良いですね。
機能性レールは商品代で「5000円/1本」ぐらいが多いです。
取り付け費は、最後にまとめて解説します。
After【カーテンボックス】
ちなみに、カーテンボックスだとこんな感じです。
カーテンボックスの見た目が好きかは、個人の価値観次第。
ですが、機能面でみると「光漏れが減る、冷暖房の効きがよくなる」
という利点があるので、意外とお薦めですよ。
詳細は、「カーテンボックスの取り付け費用」で解説してます。
カーテンレールの取り付け費と下地問題
カーテンレールの取り付け費は、「5000円/1ヵ所」ぐらいが多いです。
複数取り付けするなら、「15000円/日当」ぐらいのイメージですね。
あと重要なのが、「壁に強度のある下地があるか」です。
下地があるのが普通なんですが、稀にない場合もあるんですね。
(いや、窓上に下地がないとか手抜き工事でしょ)
下地がない場合は、「石膏ボードアンカー」を使います。
というより下地がないから仕方なく使う、という感じです。
というのもボードアンカーは強度が弱いんです。
カーテンの開け閉めは毎日するので、数年経てばレールが外れてきます。
子供が思いっきり引っ張れば一発アウトです。
もちろん、できるだけ外れにくいように強度の強い部品を使いますけどね。
可能であれば「下地の補強をする」
もしくは先ほどの「カーテンボックス」をつける、という方法がお薦めです。
まとめ
最後にまとめると、
- 予算を重視するなら「機能レール」
- オシャレさを重視するなら「装飾レール」
- 機能性を重視するなら「カーテンボックス」
という感じです。
ご自身で取り付けもできますが、下地の有無が本当に重要。
もし依頼するにしても、「下地の強度」には十分に注意してもらいましょう。
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