システムキッチンの値引き率は?【各メーカーを比較しました】

こんにちは、永山です。
リフォーム業歴は12年で、これまで800件以上の現場を経験してきました。
これからお話しするのは、
- 台所を改装したいけど、キッチンってこんな高いの?
- メーカーで定価が違うけど、割引率はどれくらい違うの?
- システムキッチンを最安値で買いたい
という「システムキッチンの値引き率」についてです。
前提として、工務店によって値引き率、仕入れの掛け率は大きく違います。
ですが僕自身リフォーム経営、営業経験の中で商社やメーカー、業界内の知り合いも多いので、ここでの話は実際それほど誤差はないと思います。
具体的には各メーカーの通常時、キャンペーン時でグラフにしてます。
なので、キッチンを選ぶときに簡単な計算をしやすくなります。
(あくまでも、初期段階の概算金額を知りたいときに便利)
注意したのは値引き率だけを追っても逆に高値を掴む人もいるという点ですね。
それでは、具体的にお話しをしていきます。
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目次
システムキッチン値引きの早見表グラフ
メーカー | 商品名 | 値引き率(通常期) | 値引き率(キャンペーン期) |
---|---|---|---|
LIXIL | シエラ | 60%OFF 前後 | 70%OFF |
〃 | アレスタ | 50%OFF 前後 | 60%OFF |
〃 | リシェルSI | 40%OFF 前後 | 50%OFF | 〃 | ウエルライフ | 30%OFF 前後 | 40%OFF | クリナップ | ラクエラ | 60%OFF 前後 | 70%OFF |
〃 | ステディア | 40%OFF 前後 | 50%OFF |
〃 | セントロ | 25%OFF 前後 | 35%OFF |
Panasonic | Vスタイル | 60%OFF 前後 | 70%OFF | 〃 | ラクシーナ | 60%OFF 前後 | 70%OFF | 〃 | Lクラス | 40%OFF 前後 | 50%OFF | TOTO | ミッテ | 55%OFF 前後 | 65%OFF | 〃 | ザ・クラッソ | 40%OFF 前後 | 50%OFF | トクラス | Bb | 60%OFF 前後 | 70%OFF | 〃 | ベリー | 50%OFF 前後 | 60%OFF | 〃 | ドルチェX(エックス) | 35%OFF 前後 | 45%OFF | タカラスタンダード | レミュー | 15%OFF 前後 | 25%OFF | 〃 | トレーシア | 15%OFF 前後 | 25%OFF | 〃 | エーデル | 15%OFF 前後 | 25%OFF | 〃 | リフィット | 15%OFF 前後 | 25%OFF | ウッドワン | スイージィ | 35%OFF 前後 | 45%OFF | 〃 | SA | 40%OFF 前後 | 50%OFF | EIDAI(永大産業) | ピアサスS-1ユーロモード | 10%OFF 前後 | 20%OFF | 〃 | ラフィーナ ネオ | 30%OFF 前後 | 40%OFF | 〃 | ラポッテ | 30%OFF 前後 | 40%OFF | 〃 | ゲートスタイルキッチンS-1 | 10%OFF 前後 | 20%OFF | ハウステック | カナリエ | 40%OFF 前後 | 50%OFF | トーヨーキッチン | iNO(イノ) | 10%~20%OFF 前後 | – | 〃 | CORE(コア) | 10%~20%OFF 前後 | – | 〃 | BAY(ベイ) | 10%~20%OFF 前後 | – | クチーナ | クリテリオ | 10%~20%OFF 前後 | – | ハンセム | セミオーダーキッチン | 10%~30%OFF 前後 | – | キッチンハウス | グラフテクト | 10%~30%OFF 前後 | – | サンワカンパニー | プレーンKミディアム | 0% | – | 〃 | シェリエレ | 0% | – | 〃 | グラッド45 | 0% | – | 〃 | オッソ | 0% | – | 〃 | クビレキッチン | 0% | – | 〃 | エレバート・エレバートEX | 0% | – |
説明はいりませんね、こんな感じです。
キャンペーンは、工務店が売上をあげたいときに実施する値引きですね。
気になる工務店やリフォーム業者がいるなら、定期的なチェックをお薦めします。

あと、商品によってはオプションの割引率が違います。
目安としてオプションは20%~30%OFFの目安で計算しておくといいです。
(細かいオプションで値引きが違うので、大体で把握しておきましょう)
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キッチンの値引き率は餌、工事費を含めて考える
例えキッチンの値引き交渉が上手くいっても、合計金額が高ければ意味がありません。
リフォームの金額は、「商品代+工事費+諸経費」で決まります。
なのに、商品の値引きだけに視点がいきすぎてる人が意外と多いです。
極論をいうと、工務店は「釣り」で商品代を安くしてるケースが大半。
新聞に入ってるチラシをみれば一目瞭然ですよね。
「Bb70%OFF、台数限定」みたいなチラシ。なのに工事費は極端に高い、とか。
(見積もりしてもらわないとわからないから、話だけは進んでしまう)
もちろん、中には「工事費も安くて、全体の金額も安かった!」
というケースもあるので余計に意味がわからなくなるんですけどね。
何が言いたいかというと、「合計金額が全てだよね」、という話。
木を見て森を見ず、じゃないけど手段が目的になってしまうのは避けたいですね。
商品本体は安いけど「オプションは定価のまま」なんて場合もあります。
比較するのは面倒ですが、リフォームで相見積もりは必須ですね。
まとめ
最後にまとめると、
- システムキッチンの値引き率は、通常時期・キャンペーン時期で違う
- オプションの値引きは、30%OFFを仮の目安で計算しておく
- 商品代ではなく、あくまでも合計金額が一番重要
という感じです。
なぜかキッチンの価格は透明性がなく、わかりにくいですよね。
「お得な感じがしてたのに、意外と高くついたな」
というケースも意外と多いので、面倒ですが業者比較は大事ですよ。
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